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アプリ論文下書きWebアプリケーションの導入編


★アプリ論文下書きWebアプリの導入編---------------------♪

設問タイトル【Webアプリケーションシステムの導入について述べよ】

<設問ア システム開発案件等の概要>

●ア−1 システムの概要
私は社員数100名のシステム会社に所属するアプリケー
ションエンジニアである。当社はエンジニアを他社に
出向させて業務を行うことが多く、社員への連絡方法
はEメールを主に使用していた。今回WEBを利用して社員
への連絡を効率よく行う用に事務システムを構築する
ことになり私が設計を行った。

開発するサブシステムは以下の通りである。
1.社員専用サイトの設置
 サイト内部には
 ・社員連絡掲示板
 ・事務処理提出機能
 を設置する。
2.社員メールアドレス管理システム
3.社外広報用ホームページの再編

●ア−2 ユーザの特徴
当社は当初社員数30名の小規模の会社であったが、こ
の5年で社員数100名の会社に成長し、今後も採用活動
を続け社員数を増やしていく予定である。

今までは会社規模が小さかった為、連絡手段がEメール
でもなんとか運用する事が出来ていたが、社員数の増
加に伴い、事務員の連絡確認作業の負担が増えていた。

またこれまで専任のWEB環境管理者がおらず、手の空い
ている社員が会社のホームページの更新や社員メール
アドレスの発行を行ってきた。この為、情報更新遅れ
がしばしば発生し社外広報とセキュリティー上問題に
なっていた。

今後もWEB環境専任のエンジニアを置く予定はなく、当
システムの運用には基本的なパソコン操作が出来るが
プログラミングは出来ない事務員が行う予定である。
したがって、当システムは管理が簡単である事が必要
である。

また社外へ出向している社員が多く、パソコンから頻
繁に新システムにアクセスすることが出来ない者も多
い為、携帯電話からも確認出来る必要がある。


<設問イ 設問タイトルに関する活動内容と工夫点>

●イ−1 活動内容
1.社員専用サイトの設置
社員専用サイトをソーシャル・ネットワーキング・サ
ービス方式(以下社員SNS)で設置する。社員にIDとパス
ワードを発行し、SNS内への入室を可能とする。退職し
た者は退職日の翌日にIDを剥奪することにする。

・社員連絡掲示板
重要事項連絡掲示板は内容開封確認機能をつけ、確認
期限設定値の日付を過ぎても未読の場合はその社員宛
に警告メールを自動送信するようにした。

またコミュニティー方式で複数の掲示板を社員が直接
作る事が出来、技術に関する情報交換の場の提供が出
来るようにした。

・事務処理提出機能
各種事務処理のフォーマットを掲示する。
社員は各種事務処理を記載する。記述チェック処理を
行い、不備が無ければ承認依頼を押下し、承認者に回
付する。承認者は承認・否決処理を行う。

2.社員メールアドレス管理システム
社員メールアドレスは入社日に発行し、退職した翌日
に破棄するようにする。予約登録が行えるようにする。
また社員が社員メールを使用してセキュリティーに関
する事故を起こした時に証拠をとる為、全ての社員メ
ールは会社側でバックアップをとり、保管管理する。

社員メールはWEBメールとしても使うことができ、web
環境上で確認することが出来る。転送アドレス設定は
各社員が各自で行う事が出来るようする。

部署ごとにメーリングリストが必要な場合、管理者に
申請し設置することが出来る。


3.社外広報用ホームページの再編
今までhtmlを使って編集していたものを、ブログ方式
の物に変更する。これにより、htmlを知らなくても、
テキストで記事を書くだけで更新できるようにした。


●イ−2 工夫点
携帯からのアクセスを見込み、社員連絡掲示板は携帯
からも確認出来るようにサイトが重くならないように
工夫した。

事務処理提出機能は携帯では処理しにくいため、パソ
コンからのみ使用出来るようにした。

社員メールは保存容量を社員毎に制限し、サーバ容量
を不必要に圧迫しないようにした。

社外広報用ホームページではアクセスアップを図るた
め、記事のキーワード配置に注意を払ってテンプレー
トを作成した。また無駄に重く無意味なCGIを使わず、
シンプルでわかり安く動作が速くなる画面構成を心が
けた。


<設問ウ 設問イの活動の評価と今後の改善点>
●ウ−1 活動の評価
・顧客からの評価
連絡事項周知率が上がり、事務員の社員への問い合わせ
作業が70パーセント削減され大変好評である。また社外
広報ホームページが更新しやすくなりの最新の記事が増
えたため、採用活動の際、面接に来る人からも当社の事
が分かりやすいと好印象を持ってもらうことが出来たと
評価されている。

・本人評価
小規模企業のWEB環境構築技術が確定出来たので、他社
の同規模会社に同じシステムを導入出来ると考えている。

●ウ−2 今後の改善点
社員専用サイトの確認は社員が各自毎日行うようにル
ールを決めていたが、重要情報が更新された時知らせ
てくれる機能が欲しいと社員達から意見が出た。更新
通知機能を追加開発して対応することにした。

以上



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